一般社団法人 自己分析理論協会

自己分析は自分でもできる?

みなさん「自己分析」にどんな印象をお持ちでしょうか?
「聞いたことがある」
「就活の時にやった」
「研修でやった」
「学校の授業でやった」など
聞いたことがあったり、
少し触れたことがある人もいらっしゃると思います

自己分析やった方がよくないですか?とお話すると、
「自己分析なんて自分1人で出来ますよ!」
こんな回答が返ってくることがあります。

実はこれには大きな落とし穴があります。

理由は簡単です。
自己分析とは、
「自分の見えている自分」だけではなく、
「他人の見えている自分」も分析しなくては不十分だからです。

つまり先の回答は、
「自分の見えている自分は分析が出来ている」が正しい表現だと言えます。

ジョハリの窓
「ジョハリの窓」というものがあります。
この窓には4つの区分けが存在します。

①自分も知っているし、他人も知っている自分
②自分は知っているけど、他人が知らない自分
③自分は知らないけど、他人が知っている自分
④自分も他人も知らない、潜在的な自分

①自分と他人が思っている自分像が一致している状態です。
自分A「自分って明るい性格だなあ」
他人B「Aさんは明るい性格だなあ」

②他人は知らないが、自分だけが知っている自分像です。
自分A(普段表には出していないが、負けず嫌い)

③自分は知らないが、他人は知っている自分像です。
他人B「実はAさんってこういう人だよね」

④自分も他人も知らない自分像です。
これは専門家に引き出してもらわないと、出会う事は非常に難しいでしょう。

外の視点から「自分」を考える
先の4つの窓のうち、みなさんはどれくらい「自分」のこと知っているでしょうか。
分析を十分にしているという自負のある方でも、1と2しか知らないという方が多いのではないでしょうか。
それは自分の主観に依存した分析しかしていないからなんですね。
客観的な視点が必要な③と④も分析をする事によって、より深く「自分」を理解する事ができます。

客観的な視点とは、あなたに知識(先入観)のない第三者という事です。
当然ですが、自己分析の専門的な知識のある人間が適しています。

だから我々のような自己分析の専門家が必要なんですね。

自分(主観)だけではなく、他人(客観)を使った分析をして
より深く「自分」を分析してみてはいかがでしょうか。

より深く「自分」を理解すれば、
自分の得意なフィールドで戦う事ができ、苦手なフィールドは対策や回避をする事が出来ます。
自ずと成果が出たり、ストレスを低減したりすることが出来ます。

遮二無二走り続ける事も時には重要ですが、一度立ち止まって、自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。